安本卓史のブログ 2018.3月分

[03.13 no.794] 100年前の雰囲気で、中身はピッカピカ!
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03.13安本ブログ3⇑ 中見はピッカピカの新品ミル(まるで新エンジンを乗せ換えたレストア・ヴィンテージカー!)
03.13安本ブログ4⇑ 背面もばっちりアンティーク調に!
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03.13安本ブログ7⇑ イメージカラーとなった本物の100年前ビンテージミル(コレクターさんのブログ写真から拝借)

03.13安本ブログ8⇑ 表面模様のイメージとなった古材写真


@先日ブログで紹介した「プジョー アンティーク コーヒーミル 311522」の外装を変えてみました。

作品のテーマは『外観は100年前の雰囲気だけど、中身はピッカピカの新品ミル』

まず、ドライバーでミル全体にキズを入れ、穴をブスブス、

そのキズと穴の中を黒細マジックで塗り、木の節模様を作っていきます。

ミルのアール部分は筆ペンの墨を使って、布で黒くぼかします。

その後、水性ニスを何べんも塗って、乾かしたら完成です。

工程は至って簡単なんですが、

取りかかるまで、なかなかイメージが決まらず悩みました。

一番迷ったのは、どんな色合い(ブラウン系・オレンジ系・イエロー系)にしようかと。

結局、イメージ写真の色に近い「ベージュ×イエロー」といったものに。

水性ニスは「けやき色」と「メープル色」を程良く掛け合わせてみました。

まさに世界にひとつだけのオリジナルミルの完成です!!

最初、新品のミルを弄繰り回すのは気が引けましたが、

オリジナリティーに拘るところが私の性分なのです(^_^)





[03.01 no.793] アンティーク風なプレミアム・コーヒーミル
03.01安本ブログ1⇑ 左は引退したミル(カリタドームミル)
右は新しいミル(プジョー アンティーク コーヒーミル 31152)
※携帯カメラレンズのためミルが歪んで写っています。
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03.01安本ブログ4⇑ 旧ミルのカスタマイズする前(オリジナルの状態)
03.01安本ブログ5⇑ カタログでのアンティーク コーヒーミル 31152(現物より黒ずみが施されておりアンティーク感がありますね)
03.01安本ブログ6⇑ 新ミルに挽いた豆が下の受け箱に、ちらばって落ちないように改良を加えてみた。
03.01安本ブログ7⇑ 新ミルの底に滑り止めのクッションマットを貼ってみた。すると、ミルを回す時に安定感が出るようになった。


@毎朝一杯のコーヒーを淹れるのが私の習慣のひとつです。

単にコーヒーの味を楽しむだけでなく、

豆を手動ミルで粉砕してドリップするまでの一連の作業も好きなのです。

これまでは日本製のカリタドームミルというモデルを愛用していたのですが、

さすが10年選手とあって、そろそろ引退の時期なのか、

豆を挽く時、手に伝わる感触が滑らかでなくなってきていました。

それでも3000円前後で購入できるミルとしては、

とても良く出来ているスグレモノだと思います。

自分でアンティーク風にカスタマイズして使っていたので、

オリジナル製品と見比べると全く別物に見えるのではないでしょうか。

引退後は愛着があるので、インテリア小物として書斎に飾っています。



さて次に大型新人ミルをご紹介しましょう。(人間じゃないし・・・笑)

外見はアンティーク風に作られていますが、実はこれ新品なのです。

その名も『プジョー アンティーク コーヒーミル 31152』

新品でありながらブナ材を絶妙にアンティーク風に加工してあり、

一見、年代物に見せているところが何とも心をくすぐります。

たぶんこれから経年変化によって色もさらに濃くなり、

ヴィンテージ感も増してくるのでしょう。

ホッパー部分(ドーム)の金属もゴールドにメッキ加工されている所がGOODです。

これはまさに歴代のプジョー・ミルで一番人気のあったシリーズの復刻版なのです。

発売日を調べてみると、2016年6月頃に発売されています。

まだ2年も経っていないとあって、ご存知ない方も多いのではないのでしょうか。

個人のブログで紹介されている記事も未だ見たことがありません。

それもそのはず、お値段がちょっと高めなんです。

以前使っていたカリタのミルが1ケース(12個)も買えるぐらい(笑)。

そしてドリップして飲んでみると若干ではありますが、

コーヒー味のまろやかさが良くなっている気がします。

その理由は豆を粉砕する刃の鋭さからくるものなのか、

それとも挽き目の違いによってなのかハッキリとは分かりませんが、

明らかに美味しくなっていることは言えます。

とにもかくにも、好み通りのプレミアムなミルに出会った私は、

毎朝のコーヒータイムがより一層楽しみになっています。

しいて欲を言えば、もう少し小さ目のミルが良かったのですが、

今のところアンティークシリーズで販売されているサイズはこれだけ。

徐々にこの大きさに慣れていくしかありませんね。

たかが一杯のコーヒーではありますが、されど毎日のことですから、

その一杯を作る時間の質を上げることは、

日々の生活において、とても大切な事でもあります。

そして、このミルと共にさらに味のある、

まろやかな人生にしてゆきたいものです。






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