VOL .07 [男のセカンドバック維新] 2010.04.05掲載

今回のテーマは、『男のセカンドバック』。本当は、秋頃からこのテーマをお話したかったのですが、私物を紹介しながら話すこのプライベートコラム。私が好きなファッション小物であるバック類をいち早くに紹介したいと考え、約半年前倒しの提案をさせて貰います。

その訳は、後ほどお話をするとしまして、セカンドバックは皆さんあまり馴染みが薄いようで、歳を重ねるにつれ持つ人が増えるのではないかと思います。

最近では、20代から30代を中心に、カジュアルウェアにはショルダーバックが主流となり、若い人がセカンドバックを持つ姿を滅多に見ることがありません。セカンドバックのイメージは、「オジサン」「田舎臭い」「使いずらい」といった、あまり良い印象がありません。

確かに、今のショルダーバックは、オシャレで斜め掛けにすれば両手も空いて使いやすく、また防犯的にも理にかない(スリや置忘れ防止)、 流行らない訳がありません。

しかし、ショルダーバックにもデメリットがあるんです。それは、季節が寒くなって来ると皆さん洋服を着込み、皮ジャン・コート・ダウンジャケット等を一番上に着ますよね。そうすると洋服がかさばってショルダーバックが掛けずらくなったり、せっかくの上着がショルダー部分に邪魔されて、きれいに洋服を魅せることができなくなってしまいます。最悪なことに、ショルダー部分が上着と擦れ、生地を傷めたり、変色させたりすることもあります。なので、秋口からは衣替えのタイミングで、バックも替えてみてはどうですか?という提案なのです。

私が使っているセカンドバックは(上写真)、2WAY方式で、元々はショルダーバックとして購入したものなのですが 、ハンドル部分を取り外し可能にリメイクしたものです。現在は、これを含めて3つ持ってまして、洋服の色や雰囲気に合わせて使い分けております。

実際、今年の冬は一度もショルダーバックを使わずに、セカンドバックだけで過ごすことができ、自分でも驚いています。もちろん、夏はハンドル部分をショルダーベルトに替えて使います。

バック市場を見渡しても、なかなかいいデザイン・素材のセカンドバックが少なくて、まだまだ需要が少ないとお見受けします。ファッション雑誌を見ても、セカンドバック特集なんて聞いたことがありませんが、これからは「ショルダー&セカンド2WAYバック」が市場に出てくると、モデル安本卓史が予言しておきます。(もうすでに作られていると思いますが、もう少し男性用のオシャレなデザインをお願いしますという願いを込めて!!)


添付写真: ショルダーバックをリメイク(ハンドル部分)したもの 左:牛革/右:ハラコと牛革のコンビ

関連コラムの検索に便利 「プライベートコラム 目次」

【次号予告】 テーマ:モデル安本の愛用オーガニックコスメを紹介します!(VOL.8)

Written by Yasumoto Takashi