VOL .08 [オーガニックパワーを実感] 2010.04.12掲載

オーガニック今回は、初めての美容と健康関連のテーマ『オーガニック』にフォーカスしてみます。

私がオーガニックに興味を持ち始めたきっかけは、ひとつのお店(自然市場ecologia/オーナーさんがカッコいいですよ)からでした。それは、日常の食に対する安全性から興味を持ち出し、そちらで食材を買い始めたのがきっかけです。私は、まだまだ未熟な「自称オーガニック愛好者」ですが、自分なりに考察してみました。

「オーガニック」という言葉から連想されるイメージは、「安心・安全」「高級・高価」「希少・本物」といった、どれもこだわり抜いた厳選素材的なモノを連想します。

実際に、私が生活の中で使っているオーガニック商品をご紹介しますと、バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・トリートメント・石鹸・化粧水・日焼け止めクリーム・ボディークリーム・コーヒー・紅茶・緑茶・食材(一部だけ)・調味料等と、生活の中ではオーガニック素材を優先的に選んでいることは確かではありますが、あまりにも一般の商品と価格がかけ離れて高価なものに関しては、妥協はしてしまいます。

しかしながら、オーガニック商品の製造工程や製造コストを知ってしまうと、価格が高くてもしょうがないなと思うことがしばしばあります。

私は、生活の中で何をもってモノを選んでいるかと申しますと、ひとつに「快適さ」というものがあります。モノは、いつかは消え去り、流行廃り(はやりすたり)の繰り返し。食べる・肌に付けるものは、血となり肉となり皮膚となります。現代の生活は、ある意味で玉石混交といった何を選んでよいのかわからない時代。どうせモノなんて何を使っても同じと思った瞬間に、「快適さ」は「安さ・便利さ」に移り代わり、残るものはただただ「没個性化と横並びしている安堵感」。な~んちゃって、そんなこと言って今日の夕食は、吉野家の牛丼だったりして(たまに食べたくなるんですよね~笑)。

ということで、私はオーガニック商品以外はすべて認めない、というそんな馬鹿げた、すべての人を敵にまわすようなことは言いません。

自分は自分のこだわりでもって、いいモノを選んでゆく。そんな強い気持ちで身近な商品をこだわって選んでゆくことが、男磨きの方法のひとつなのかもしれません。

男は、自分のコダワリを持ってこそカッコいいんです。しかし、そのこだわりも周り人に「快適」や「心地よい」といった雰囲気を感じさせないといけません。それもその人のセンスなんだと思います。

オーガニック商品の市場は、まだまだ、狭くて厳しいものがありますが、作り手の精神は、私が目指す「コダワリ」に通じるものを感じます。いつまでも応援してゆきたいものです。


添付写真: 私が実際に使っているもの( john masters organics,AVEDA,DHC,SPUR,オーガニックコットン仕様のバスタオル )

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Written by Yasumoto Takashi