VOL.89 [好感度を上げるテク] 2013.06.07掲載

前回のコラムでは、「服装」をテーマに、お洒落術は自分スタイルを確立させる一手段であるとお話させて頂きました。しかし、服装だけを身綺麗に整えても、印象度は確かに上がりますが、不十分であることは否めませんよね。

今回はトータルで「好感度を上げる」をテーマに、具体的なテクニックを探究してみたいと思います。
 
さて、特に女性陣を一瞬でノックアウトさせてしまう武器に「キラースマイル」というものがあります。タレントさんや俳優さん達は、この効果を自覚してか、ファンや一般の方々の前で演じている節があります。やはり、第一印象での「満面な笑顔」に勝るものはないのでしょう。できれば、白い歯を全部見せるぐらい大きく笑ったほうが効果は大ですね。 
 
二番目は、「全体の服装からくる印象」です。細かいディティールは、後々じっくり見られても、全体の色のトーンがまず視界に飛び込んでくるもの。はっきり言って明るいか暗いか、そんな明快な判断で識別されてしまうものです。できれば、服装は明るめのカラーを選び、二色か三色使いで全体を抑えるのがいいかと思います。
 
三番目は、「話し方」です。普段より声のトーンを明るめ(=高め)に、声量を少し上げて話し、相手に聞き取りやすい滑舌で話すことを心掛けると宜しいかと思います。僕は滑舌があまり良くないと自覚し、過去に「話し方セミナー」を受講したことがあります(笑)。また、相手の目をしっかり見て話すことも大事なポイントです。できれば相手に体を正面に向けれれば更にいいかと思います。もっと欲を言えば、ボディーランゲージのある話し方が出来れば、相手に強力な説得力を与えられます。
 
四番目は、「姿勢」です。胸を張り、ピシッとした立ち姿は、いかにも仕事がデキるといった雰囲気を醸すポイントなんです。日本人男性には猫背の人が多く、自信なさげに見られるので損をするケースが多いようです。
 
五番目は、見落としがちな「ヘアースタイル」です。ビジネス(ON)とプライベート(OFF)では、シーンによって違いを出せるものに服装と髪形があります。ビジネスシーンでは、額と耳を出したほうが好感度は上がります。更に、髪が長い人はプライベートシーンで違いを出すと、またこれもお洒落な人なんだなとアピールができます。髪が短い人は応用が狭いので、オシャレメガネを使うテクニックもいいかもしれませんね。
 
最後は、「ボディータッチ」です。これはイヤラシイ意味では全くありません。握手やハグ、ハイタッチの類いのコミュニケーション法なのです。外国人は当たり前のように自然にできますが、日本人はなかなか自然にできる人は少ないです。恥ずかしがり屋さんの多い日本人男性は、握手までが精一杯なんでしょうか。

僕も例外に漏れることなく苦手な人でした。しかし、年齢を重ねるほどに恥ずかしいという感覚が薄れ、今では握手ぐらいは自然にできるようになりました(笑)。そう言えば、コンビニ店員さんのおつりを渡す時の手を添える仕草は、まさにボディータッチ効果の見本例なのかもしれませんね。
 
僕の好きな言葉に『凡事徹底』というものがあります。当たり前のこと(笑顔・挨拶・姿勢・言葉づかい・・・)も誠意を込めて磨き上げれば、それはきっと非凡なものとなる。この気持ちを忘れずに、人に接することができれば、人生を今より更に彩をもって輝いてゆくと僕は信じています。

今回のコラムは、僕自身まだまだ至らない所が沢山あるものと踏まえた上で、自分磨きの指針の一環を前提に書かせて頂きました。皆様の生活向上の何かのヒントになれれば幸いです。

※今回のコラムに関連している過去のコラムセレクト

VOL .62 [男の表情について]

VOL .67 [色を操れば、洒落者への近道]

VOL .77 [話し方を磨く]

VOL .33 [正しい姿勢は三文のトク]

VOL .52 [ヘアースタイルに何をみる]

VOL .30 [コミュニケーションの壺]

関連コラムの検索に便利 「プライベートコラム 目次」


添付写真:バラク・オバマ大統領とアウンサンスーチー氏。オバマ氏のパフォーマンスは、スマートさを見習う良い材料ですね。

【次回予告】 テーマ:オシャレコーデを更にパワーアップするコツとは(VOL.90)

Written by Yasumoto Takashi

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