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現在のメガネ業界の中で、メガネデザイナーであるリンダ・ファローの認知度は残念ながら低いのでは。。。というのは、創業1970年と歴史は古いのだが、1980年代に一度会社を閉鎖したことが起因されます。デザイナー自ら子育てに専念したいといった実質的な廃業でもあったらしいのです。しかし、2003年に息子さんであるサイモン・ジャブロン氏がブランドを再建され、現在に至っているのです。
私が初めて知ったメガネブランド「リンダ・ファロー」の印象は、「オモチャメガネでもない舞台メガネ」。斬新なデザインには実用性や汎用性に欠け、何を表現したいのかがさっぱり理解できなかった。しかし、そのメガネ達はファロー女史のコラボ代表作品ばかりを見ていたのであって、すべてのプロダクツがそういったものばかりではないことが、後々分かったのであります。
現在自身が所有しているのは、すべてヴィンテージシリーズでありますが、デザイン性の統一感がないところがリンダ・ファローの特徴なのかもしれません。それだけファロー女史の発想が豊かで、既成概念に囚われないアイデアが満載に備わっていたのでしょうか。ゆえに、トップデザイナーに昇り詰めてもスパッと仕事を辞められる潔さがあったのだと伺えます。
リンダ・ファローのヴィンテージシリーズは、ディテールのチープ感は否めませんが、現在でもリーズナブルに手に入るので、今が狙い目かもしれません。(2013.01)
【NO.01 LINDA FARROW FARROWS 92】
【NO.02 LINDA FARROW FARROWS 218】
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